高齢化社会に向けてニーズは高まるか
富士生命保険株式会社(以下、富士生命)は、介護保険『 愛する家族のために いざという時 こどもの世話になりたくない保険 』を4月11日から販売開始した(無解約返戻金型介護認定一時金給付保険(11)[無配当])。
(画像は富士生命ニューリリースより)
「要介護4」または「要介護5」に認定された人の高額な介護費用に備える資金として、一時金を最高1,000万円まで保障する新タイプの介護保険。
要介護者の実態
日本では現在、全国で524万人超の人が要支援・要介護認定を受けている。その中で、より重度な介護を必要とする「要介護4」または「要介護5」に該当する人が約24%を占めている。
(画像は富士生命ニュースリリースより)
しかし費用が安価な特別養護老人ホームは全国で約42万人以上の入所希望者が待機者としていることが厚生労働省調査結果で明かになっている(特別養護老人ホームの入所申込者の状況 平成21年12月発表資料より)。
また、民間の有料老人ホームにおいては、入居時に一定の入所一時金が発生することが多く、公共の特別養護老人ホームと比較して多くの費用支出の必要が今後予想される。また介護事業に参入企業も多く、その施設数は増え続けている。
(画像は富士生命ニュースリリースより)
富士生命は、今後高齢化社会が進む中、重度な介護状態と認定された契約者に、保険金をまとまった形で一時金として支払うことで、経済的負担を支援できるよう努めていくために、『 愛する家族のために いざという時 こどもの世話になりたくない保険 』の販売を初年度12,000件の販売件数を見込んでいる。
なお同日、富士生命保険は全国約96,000件(4月4日現在)の有料老人ホーム・通所・訪問介護サービスなどの情報や、介護に役立つ知識・情報/などをわかりやすく紹介する介護総合サイト『愛する家族のために いざという時 こどもの世話になりたくないサイト』を開設した。
富士生命ニュースリリース/主契約で一時金を支給する介護保険の販売を開始
http://www.fujiseimei.co.jp/index.php?id=666富士生命ニュースリリース/主契約で一時金を支給する介護保険の販売を開始/添付資料
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0307167_01.pdf富士生命ニュースリリース/介護に関する総合サイト『愛する家族のために いざという時 こどもの世話になりたくないサイト』を開設
http://www.fujiseimei.co.jp/index.php?id=665