切れ目のない医療提供を
徳島県は脳卒中や急性心筋梗塞を経験した人向けに、再発(発症)予防と健康増進のため、「脳卒中あんしん連携ノート」および「心血管手帳」を作成した。
(徳島県報道提供資料より)
医療機関では脳卒中や急性心筋梗塞の治療やリハビリテーションが長期間にわたるため「地域連携クリティカルパス」などを使い役割を分担している。
同県は「地域連携クリティカルパス」とともに、今回作成した「脳卒中あんしん連携ノート」や「心血管手帳」を使い切れ目のない医療の提供をめざしている。
「脳卒中あんしん連携ノート」「心血管手帳」の内容
【脳卒中あんしん連携ノート】
監修は「徳島脳卒中シームレスケア研究会」。脳卒中の入院治療後、外来通院開始時の「からだの状態」「検査結果」「治療の内容」「援助の必要性」これからの診療予定・生活の記録などが記載できる。
(徳島県報道提供資料より)
再発予防のための健康管理に役立ててほしいとのこと。
【心血管手帳】
監修は「徳島急性心筋梗塞地域連携研究会」。急性期病院での治療の内容やこれからの診療予定、退院時の運動処方などが記載できる。急性心筋梗塞の症状や治療法をよく知り、生活の記録など記録して健康管理に役立ててほしい。
これらは、急性期の治療を担当する医療機関から該当する人に渡される。既に回復期でも希望者は徳島県ホームページよりダウンロードできる。

徳島県報道提供資料(ダウンロード)
http://www.pref.tokushima.jp/docs/2013042300067/