「京都府認知症コールセンター」
認知症高齢者が約6万人と推計されている京都府が23日、認知症患者本人やその家族が利用できる「京都府認知症コールセンター」を開設しました。
コールセンターでは、認知症介護経験者などが、相談者の認知症に関する悩みや疑問などに応える他、必要に応じて認知症疾患医療センターなどの案内も行います。
京都式地域包括ケア推進のための3大プロジェクト
また、京都府知事は2013年2月23日の記者会見で、認知症・リハビリ・看取りを京都式地域包括ケア推進のための3大プロジェクトに位置づけ、認知症疾患医療センターを府内8ヶ所に設置、地域のリハビリ医を200名養成していくといった具体的な構想を示しました。
さらに、死亡者数が2010年から2040年までに約47万人増えるという推計から府知事は、緩和ケア病棟の整備をはじめ、医師・看護師・ケアマネジャーなどの連携事業で在宅での看取り、緩和や施設における看取りを体系的に作り上げていくと発表しています。
編集部 つつみ さえこ

「京都府認知症コールセンターの開設について」京都府※PDF
http://www.pref.kyoto.jp/koho/kaiken/documents/25041902.pdf