歩行機能は認知機能の改善に効果的!?
50センチ四方のマス目にできた網を床に敷き、網を踏まないように注意深く、ゆっくり慎重に歩く「ふまねっと運動」は、歩行機能や認知機能の改善をはじめ、高齢者のうつや閉じこもり予防に効果が期待できるといわれています。
車いす、杖歩行の人でも楽しめる「運動学習プログラム」
実際、介護老人保健施設の通所利用者21名を対象に1回100程度の「ふまねっと運動」を週に1回、60分から90分かけて6週間行った結果、歩行速度や歩幅、歩数に改善がみられ、「つまずきやすくなった」と感じている高齢者の、歩行機能改善などのためにさまざまな施設で導入されています。
この他、北海道内12地域から73歳以上の高齢者131人を対象に、60分の「ふまねっと運動」を8週間続けて行った結果、認知機能測定で認知機能の向上がみられました。
また、「ふまねっと運動」は、ステップを間違えないように学習しながら歩行のバランスを改善する「運動学習プログラム」として、車いすや杖歩行の人でも参加できます。
編集部 つつみ さえこ

「ふまねっとの紹介」特定非営利活動法人 地域健康づくり支援会ワンツースリー
http://www.1to3.jp/contents02-1.html