65歳以上の世帯が半数近くを占める
厚生労働省が4日、「平成24年 国民生活基礎調査の概況」を発表した。
調査から、高齢者世帯が全世帯の21.3%で昨年より1%ほど増えたことがわかった。さらに、65歳以上の人がいる世帯は全世帯の43.4%と半数近くを占めた。
※高齢者世帯とは、65歳以上の人のみ、または、65歳以上の人と18歳未満の未婚者で構成する世帯。
高齢者世帯の多くが「夫婦のみ」「単独」で暮らす
また、65歳以上の人がいる世帯を世帯構成別では、「夫婦のみの世帯」が30.3%で最も多く、次いで「単独世帯」が23.3%、「親と未婚の子のみの世帯」が19.6%と続いた。
さらに、高齢者世帯の世帯構成別でみると、「夫婦のみの世帯」が49.0%と最も多く、次いで「単独世帯」が47.5%となった。
この中でも「単独世帯」の性別、年齢階級別では、65歳から69歳の男性が30.4%と最も多く、次いで75歳から79歳の女性が24.1%で続いた。
※この調査結果は、昨年6月と7月に実施された「平成24年 国民生活基礎調査」で得られた約4万8千世帯の世帯票と約7千世帯の所得票の有効回答をもとにまとめられたものを参考にしている。
編集部 つつみ さえこ

「平成24年 国民生活基礎調査の概況」厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa12