増加するホームエレベーター設置リフォーム、既築住宅への設置には課題も
パナソニック株式会社の連結会社であるパナソニック ホームエレベーター株式会社は、2013年8月23日より自立鉄塔付き2階建て専用ホームエレベーター「1214ジョイモダンS200T」の受注を開始する。
(パナソニック プレスリリースより)
高齢化が進む中、自宅へのホームエレベーターの設置を希望する家庭が増えている。しかし、昭和56年以前の旧耐震構造基準で設計された建物にホームエレベーターを設置する場合、耐震基準を満たすことができず設置を見送るケースが多く見られた。
また、基準を満たすことができた場合でも、設置には最下階床下が450mmになるように掘り下げなくてはならず、住宅基礎の大幅改修が必要となり、リフォーム期間が長引く原因となっていた。
構造計算が不要で、リフォームに最適
そこで同社は、リフォームに最適な自立鉄塔付き2階建て専用の新製「1214ジョイモダンS200T」を新たに開発した。
自立鉄塔型にすることで建築物そのものに荷重負荷がかからず、構造計算も不要となる。 また、設置時に必要な最小床下(ピット)寸法を450mmから200mmへと大幅削減。通常は12日前後かかる基礎工期を最大3日間短縮することができるようになった。1間角(1820mm×1820mm)のスペースがあれば設置が可能。

リフォームに最適な自立鉄塔付き2階建て専用のホームエレベーター「1214ジョイモダンS200T」新発売
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