群馬県はすでに設置
各地で高齢化の進展に伴い認知症患者が増加するなか認知症コールセンターの開設が続いている。認知症患者の家族は、病気や介護のこと、今後の生活などに不安を感じているにも関わらず、どこにも相談できずに悩みを抱えていることが多い。
群馬県ではすでに県介護研修センター内に認知症コールセンターを設置し、家族などが生活や介護・医療の悩みを気軽に相談できる体制を整備している。
(群馬県報道提供資料TOP)
相談には、認知症介護の専門家や経験者などが応じている。県はこの度、平成22年度と平成23年度の利用状況をとりまとめた。
認知症コールセンターの業務概要と利用状況
【業務内容】
認知症介護の専門家や経験者による電話相談業務「家族などからの介護の悩みなど、認知症全般に関する相談に対応」「相談内容に応じた、認知症医療や介護に関する関係機関への適切なつなぎ」平成22年9月に設置された。
【利用状況の概要】
相談件数
・平成22年度 184件(9月~3月)
・平成23年度 315件
(群馬県報道提供資料より引用)
・主な相談者(1位・子供、2位・配偶者、3位・子の配偶者、など)。
・本人の年齢(1位・80歳代、2位・70歳代、3位・60歳代)。
・主な紹介先(1位・認知症疾患医療センター、2位・地域包括支援センター、3位かかりつけ医、など)。
いずれの項目も、平成22年度、23年度とも同順位。
相談日・時間は、月曜日~金曜日(年末年始、祝日を除く) 9:00~17:00。電話番号 027-269-4432。相談は無料。

群馬県報道発表
http://www.pref.gunma.jp/houdou/d2400020.html