介護ロボット普及に向けて現場での役立て方を探る
「介護ロボット普及推進センター事業」のため、神奈川県にある2つの介護施設に介護ロボットが導入されることになりました。導入されるのはITサービス大手の富士ソフト(横浜市中区)のコミュニケーションパートナーロボット「PARLO(パルロ)」など5機種計20台以上です。
パルロとは?
パルロは富士ソフトが開発した「会話ができるロボット」です。同社のホームページによると、パルロは一人ひとりの顔と声を認識して、データベースから選びだした会話情報をもとに、その人にあった会話をしていくことができるそうです。
産経新聞の報道によると、介護ロボットを導入するのは社会福祉法人同塵会・医療法人社団成仁会(横浜市港南区)が運営する特別養護老人ホーム芙蓉苑と長田病院リハビリテーション科だそうです。両施設は、介護ロボットの普及に向けて現場での役立て方を介護事業所や病院関係者に公開する「介護ロボット普及推進センター事業」のため、県からパルロなどのロボット20台以上を無償貸与されることになっています。施設では8月下旬から関係者らの視察を受け入れる予定です。

介護ロボット普及へ 視察受け入れ施設に5機種を提供 神奈川県(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120713/パルロについて(富士ソフト株式会社)
http://www.palro.jp/palro/official/