温泉水を使って介護予防運動
富山市の角川介護予防センターでは、高齢者が介護予防を目的として温泉水を利用した多機能プールでさまざまな運動に取り組んでいます。このたび、3ヶ月間利用した会員のデータが公開され、介護予防に効果を上げていることがわかりました。
体力面だけでない、多くの良い影響が見られました
東京スポーツ新聞の報道によると、調査対象となったのは同施設で水中運動15分、陸上運動15分、サウナ20分、パワーリハビリテーション、屋外気候療法などを組み合わせた2時間半のコースを週2回、3か月間計24回行った男女50人(平均年齢75.5歳)だそうです。
データでは運動前後で記録がそれぞれ良くなり、体力がアップしたことがわかるほか、75%の人が「前向きになった」と答えるなど精神面にも良い影響がありました。また、健康への関心が高まった人とした人が67%、体の痛みが改善したと答えた人が58%いました。

温泉施設で無理なく介護予防(東京スポーツ新聞社)
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/health/30720/富山市角川介護予防センター
http://visit-toyama.com/jp/entry.php?nid=401