65歳以上の一人暮らし世帯へ11月から配布
広島県尾道市では65歳以上の一人暮らしをするお年寄りを対象に、名前や家族の連絡先などを紙を入れる救急医療情報キットを配布します。11月頃から配布を始める予定です。
お年寄りの安心・安全に
中國新聞の報道によると、配布される救急医療情報キットは長さ約22センチ、直径約6センチの筒状でプラスチック製だそうです。中に名前や生年月日などの基本情報、かかりつけ病院などの受診情報や家族や友人、民生委員の緊急連絡先を書き込んだ紙を収納できるようになっています。キットは冷蔵庫に保管してもらい、さらに本人が話せない状態であってもスムーズな救急搬送ができるよう、冷蔵庫にはキットがあることを知らせるシールを貼ってもらうことにしています。
市では社会福祉協議会、地域包括支援センターなどを通じて単身世帯とみられる約5千世帯に届けることにしているそうです。中國新聞の報道によると、市高齢者福祉課の安藤誠子課長は
「お年寄りの安全・安心な生活につながる。消防とも連携をしっかりとりたい」
と話しているそうです。

単身高齢者に医療情報キット(中國新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208300045.html広島県尾道市公式ホームページ
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/