認知症とその種類
65歳以上の高齢者数が全人口の21%を超えると超高齢者社会と言われる中、我が日本では、その割合はとうに23%を超えており、年々増え続けている。そして、その中でも85歳以上の高齢者の4人に1人が認知症なのだという。
認知症の中で最も多いのが「アルツハイマー型認知症」。そして、2番目に多いのが「レビー小体型認知症」だ。アルツハイマー型は、初期から近い時期の記憶を留められないという症状が出るが、レビー小体型は、それに加え、幻覚や幻視が現れるという。
幻視とは、実際には存在しないものが見えてしまう症状。「壁を虫が這っている」「知らない女の子が枕元に立っている」などの例が挙げられる。また「布団が人に見える」などの錯視の症状もよく見られる。
「第2の認知症」レビー小体型認知症を学ぼう
2012年10月30日、日本認知症コミュニケーション協議会主催で、第二の認知症といわれる「レビー小体型認知症」を知り、学び、広めるためのフォーラムが開催される。
当日は、レビー小体型認知症研究会の事務局長による講演「レビー小体型認知症を知ってますか?」や、レビー小体型認知症おしゃべり会代表による「父はレビー小体型認知症になりました。」と題した体験談などが話される予定だ。
開催日時:2012年10月30日13時~16時30分。
参加費:一般1,500円、会員1,200円
場所:すまい・るホール
(東京都文京区後楽1-4-10 住宅金融支援機構1F)

第2の認知症を知っていますか?フォーラム開催
http://www.jadecc.jp/seminar/lecture/121030/index.html