専門用語やビジネスマナーなど学ぶ講座
介護現場での就労を目指す外国人向けに、徳島県労働者福祉協議会(労福協)では、徳島市内で日本語や介護専門用語、ビジネスマナーなどを学ぶ講座を開催しているそうです。修了生の中にはホームヘルパーの資格を取得した人もおり、人手不足に悩む介護業界も歓迎しているそうです。
受講生は「意欲的で真面目」と介護現場から高い評価
徳島新聞の報道によると、受講者は2009年度に「介護の日本語講座」を開講して以来、4年間で5カ国33人で、アジア出身で日本人と結婚した女性が多いとのことです。講座では計120時間かけて、「車いすを押す」といった動作、病名、介護用具などの読み書きや意味だけでなく、お年寄りとの接し方や職場でのコミュニケーション、報告書の作製方法などを学びます。修了生のうち、昨年度までに10人がホームヘルパー2級の資格も取得したそうです。
徳島新聞の報道によると、ある介護事業者は受講生について
「現在1人を雇用しているが、非常に意欲的で真面目。しっかり勉強している就労希望者は、今後も国籍に関係なく採用していく」
と高く評価しているそうです。労福協は講座の需要が高まっているとして、今後県内各地で同様の講座を開くことを検討しているそうです。

外国人向け講座が人気 県内の介護現場で就労希望(徳島新聞)
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2012/10/徳島県労働者福祉協議会
http://www8.ocn.ne.jp/~fukusi/