高齢者住宅でデニーズの食事を提供も可能に
学研ホールディングスとセブン&アイ・ホールディングスが連携し、建て替えを予定しているセブン&アイグループのファミリーレストラン「デニーズ」のうち、年間数棟を高齢者住宅との一体型に替える計画があることがわかりました。
デニーズ建て替え、高齢者住宅との複合施設に
日経新聞の報道によると、高齢者向け住宅を運営する学研ココファン(東京都品川区)とデニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズ(東京千代田区)が協力して、デニーズを高齢者住宅と外食店の一体施設に建て替える計画だということです。施設内にはデニーズ、高齢者向け住宅、介護事業所を設け、入居者の食事としてデニーズからの出前やココファンが独自に設けたキッチンで調理したものを提供するそうです。両社では外食文化や大都市圏の生活になじんだ世代の需要を開拓したいと考えているそうです。
新施設の展開には、2011年に始まった介護保険制度の新サービスの一つであるサービス付き高齢者向け住宅として、政府からの補助金制度を活用する方針です。

外食店に介護付き住宅 学研とデニーズが複合施設 (日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/株式会社学研ココファン
http://www.cocofump.co.jp/株式会社セブン&アイ・フードシステムズ
http://www.7andi-fs.co.jp/7fs/index.html