平成23年「介護サービス施設・事業所調査」
厚生労働省が13日、平成23年の「介護サービス施設・事業所調査」結果を公表した。
調査の時期は昨年10月1日。対象は、介護保険制度における施設・事業所(介護保険施設、居宅サービス事業所など)28万6398ヶ所で、そのうち回答のあった24万140ヶ所の施設・事業所の結果を「介護サービス施設・事業所調査」として取りまとめた。
よく利用される介護保険サービスに「小規模多機能型居宅介護」が
調査結果から、1人当たりの利用回数がもっとも多かったサービスが種類別で「小規模多機能型居宅介護」が30.1回でトップ。続いて「訪問介護」が17.3回となっている。
また、「個室」の割合がもっとも多かった介護保険施設は「介護老人福祉施設」の64.8%で、昨年の調査に比べて1.7%アップした。
対して、介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設)の全在所者数に占める「介護療養型医療施設」の在所者数割合は9.1%と、昨年に比べて0.7%下がる結果となった。
編集部 つつみ さえこ

平成23年介護サービス施設・事業所調査結果の概況(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/平成23年「介護サービス施設・事業所調査」の結果(厚生労働省)※PDF
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/