「在宅」か「施設」か、介護を受けたい場所に男女の違い
時事通信社では11月、全国の成人男女に「高齢者介護に関する世論調査」を行ったそうです。その結果、男性では「介護は施設よりも在宅で受けたい」と考える人がわずかに多いのに対して、半数以上の女性は「在宅より施設での介護」を望んでいることがわかりました。
60歳以上の層で違いは顕著に
時事通信社の報道によると、介護を受けたい場所として、56%の女性が「施設」を希望し、「在宅」を望んでいるのは33%。この傾向は全年齢層で変わらず、60歳以上でも半数近くが「施設」を希望していたそうです。一方、男性では「在宅」希望が44%、「施設」は41%と結果に大きな違いはありませんでしたが、60歳以上に限ると「在宅」を望む人が半数以上となったそうです。
調査は11月8〜11日、全国の20歳以上の男女2000人を対象に行われ、1272人から回答を得たということです。

男性在宅、女性は施設=受けたい介護-時事世論調査(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012121100056