2014年度めどに有人7島すべてで介護サービスを
鹿児島県十島村では、同村の行政区域内の有人7島のうち今は宝島のみで実施している介護保険事業を、2014年度をめどに、他の6島へ広げたいと考えていることがわかりました。現在宝島以外の6島では、住民らは保険料を払っているにもかかわらず、事業所がないために自宅近くでサービスを受けられない状況となっています。
自宅近くでサービスを受けられるように
南日本新聞の報道によると、十島村では11月末現在で36人の要介護認定者がいますが、村内で介護サービスを受けているのは3人だけ。他の認定者の多くは鹿児島市でサービスを受けているほか、認定申請そのものをしない高齢者も多いということです。
十島村の介護サービスは11年度に宝島で始まり、今年6月には村が造った施設を姶良市の会社が管理運営する形で、小規模多機能型居宅介護施設の運営が始まりました。村ではこの事業形態を他の島でも取り入れたいとしており、南日本新聞の報道によると、
まずは比較的人口が多い中之島や口之島での導入を目指す
としているそうです。

全島で介護サービス 十島村、14年度導入目指す(南日本新聞)
http://www.373news.com/modules/pickup/鹿児島県十島村公式ウェブサイト
http://www.tokara.jp/