ゲームが介護の現場に登場!
リハビリ患者にとって、「起立運動(立ち座り運動)」は短調で辛い運動です。
「リハビリウム 起立くん」は、その短調で辛いリハビリ運動をゲームに取り入れることで楽しく継続できないかと、九州大学と長尾病院が共同で開発したTVゲームで、来春、株式会社メディカ出版から介護予防・機能訓練のための介護施設向けTVゲームとして発売予定となっている。
リハビリ運動もゲームで楽しく、長続き!
「リハビリウム 起立くん」の特長は、画面に映るアニメーションの動きに合わせて楽しくリハビリ運動ができる点で、立ったままでも座ったままでも自由なスタイルでプレイできます。
さらに、プレイ中は映像画面にプレイヤーを合成して映せ、アニメーションの動きをしっかり捉えられます。また、ゲームには高齢者に人気のフラダンスや太極拳などが取り入れられており、短調で辛いリハビリ運動をより楽しく継続的に行えます。
カラオケで楽しく嚥下(えんげ)訓練も!
この他にも、みんなでなつかしい唄などを合唱できるカラオケもあり、舌・くちびるなどの筋肉の衰えを防止・改善できる嚥下訓練も楽しみながら行えます。
また、運動結果は運動履歴として保存でき個別機能訓練計画の管理にも使えます。
編集部 つつみ さえこ

「リハビリウム 起立くん」
http://www.medica.co.jp/topcontents/kirithu/