今春の花粉飛散予測
環境省が25日、今春の花粉飛散予測を発表しました。
発表によると、今春のスギ・ヒノキ花粉総飛散量は一部の地域を除き、昨年の同シーズンに比べて全国的に多くなる見込みで、環境省では花粉症に対する十分な注意を呼びかけています。
また、スギ花粉の飛散開始時期は昨年に比べやや早く、全国的にピーク期間が長い予測で、各地の飛散時期のピークは九州・中国・四国・東海・関東地方などが3月上旬から中旬、近畿・北陸地方などは3月下旬から4月上旬、東北地方は4月上旬から中旬の見込みです。さらに、ピークの前後10日から20日の間は花粉量がかなり多くなるため注意が必要です。
花粉症を防ぐには?
花粉症予防の一つはマスクを着用すること。これで、花粉を吸い込む量を減らし、花粉症の発症リスクを抑えます。この他にも、メガネを装用する、うがいや洗眼などを心がけるなども同様に花粉症予防に役立ちます。
薬物療法には副作用の危険も!
もう一つ、花粉症予防に効果があるとされているのが薬物療法です。またシーズン前から服用を始めることでより効果があるといった報告があります。
ただし、高齢者に多い高血圧や緑内障などの持病がある人は副作用の危険があるため、必ず医師に相談し、処方された薬の用法用量を守ることが大切です。
編集部 つつみ さえこ

「平成25年春の花粉飛散予測(第2報)について(お知らせ)」環境省
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16241