高齢者の生活に関する調査
一般社団法人終活コンシェルジュは、高齢者の生活に関する調査を実施、その結果を2016年1月14日(木)に発表した。
「高齢者の地域・人との関わり」に関するアンケートを実施
今回の調査では、終活コンシェルジュが開催した介護セミナーへの来場者、およびコミュニティーカフェ・高島平駅前の利用者を対象に、「高齢者の地域・人との関わり」に関するアンケートを実施した。
回答したのは介護に興味がある60代から80代までの男性で、有効回答数は38人であった。
高齢者の人付き合いについて
まず、高齢者の日常的な人付き合いについて聞いたところ、回答者の70%が「日頃親しくしている人がいる」と回答。
親しい友達との食事や買い物、サークル活動などを楽しんでいる様子がうかがえるが、年齢を重ねるごとに人付き合いが少なくなっている傾向があるとしている。
また、ご近所付き合いについては相手が亡くなったり、引っ越しをしたりなどの理由から、「全くない」との回答も見られたようだ。
困った時に手伝ってもらう人がいない高齢者が20%
高齢者のサークルや団体活動など、地域活動に参加している人は4人に3人。その大半がダンスやカラオケといった趣味の会であった。
大半が日常生活での困りごとや悩みがあった時に手伝ってもらえる人がいると回答。その相手は子どもや兄弟、親戚が大多数であったが、20%の高齢者が子どもや親戚がいないため手伝ってもらう人がいないと回答しており、そのような「おひとり様」のための相談窓口などが必要だとコメントしている。

一般社団法人終活コンシェルジュのプレスリリース
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