介護従事者や家族の負担を軽減
5月10日、フランスベッド株式会社は、全国の病院や介護福祉施設などで使用する「自動寝返り支援ベッド」を5月中旬から販売することを発表した。
寝たきりの人や身体を動かすことが困難な人の介護者は、床ずれ防止のために2時間おきに体位変換をサポートする必要があり、身体的負担による腰痛などが大きな課題となっている。
左右に傾いて寝返りをサポート
フランスベッドでは、介護者が抱える課題を解決するため、「自動寝返り支援ベッド」を開発した。「自動寝返り支援ベッド」は、寝返りを支援する自動運転の寝返りサポート機能により、介護者の介護負担を軽減する。
自動運転の寝返りサポート機能は、角度、時間、速度などを細かく設定することができる。自動運転で左右に傾き(最大25度まで傾く)寝返りをサポートする。操作がしやすい手元スイッチによる手動運転も可能である。
用途に合わせて、背上げ角度は最大72度、脚上げ角度は24度まで上げることができる。ベッドの高さ調節も可能で、最大32cmまで下がるため、ベッドから車いすに移る時などに便利である。
洗髪やシーツ交換などの場合には、ヘッドボードとフットボードを簡単に脱着できる。キャスターが付いており、ワンステップでロックと解除が可能である。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース フランスベッドホールディングス
http://www.francebed.co.jp/