理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などに
7月20日、広島県福山市春日町に本社がある株式会社QOLサービスが、季刊誌「リハージュ」を創刊した。この季刊誌は介護分野で働く理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのセラピストに向けたもので、主に現場で行えるリハビリテーションが紹介されている。
現在、同社は介護現場のための「月刊デイ」や、介護におけるレクリエーションを紹介する「ケアレク」などを刊行中。「リハージュ」創刊号は140ページ、特別価格は1,000円(税別)である。なお、次号以降は1,800円(税別)となる。
大腿骨頸部骨折・脊椎圧迫骨折の人へのトレーニング
「リハージュ」創刊号では2つの特集を企画。「介護施設・自宅でできる高齢者の疾患別トレーニング」では、大腿骨頸部を骨折した人のためのトレーニング、脊椎圧迫骨折した人へのトレーニング、変形性膝関節症の人へのトレーニングなどが紹介されている。
また、「リハビリ拒否・意欲低下・消極的な方への実践対応術」では、訪問リハビリテーションでの「楽しみある活動を生活意欲につなげる工夫」や、通所介護における「拒否や意欲低下の方への施設全体での取り組み方」などが掲載されている。
実践できる知識満載の連載多数
連載としては、言語聴覚士の平澤哲哉氏による「失語症からSTへ こんにちは訪問STの平澤です」や、日本通所ケア研究会会長の妹尾弘幸氏の「リハ職のための介助の奥義」、株式会社大起エンゼルヘルプの理学療法士である田中義行氏による「教科書に載っていない高齢者への基本リハ」を掲載している。
さらに「訪問リハのスゴ技」や、意欲を引き出すためのコミュニケーション術、認知症の人への対応などについても紹介している。
(画像はQOLサービスのサイトより)

リハージュ
http://daybook.jp/rehaje