「もしもカレンダー」
株式会社トゥーンライン・コーポレーションは、自分にもしものことがあった時のために自分の意思を伝えるカレンダー「もしもカレンダー」の販売を開始した。
自らの死について考える
エンディングノートをまとめたり、自分でお葬式の内容を考えておくなど、生きているうちに人生の終わりをより良いものにするための準備をしておく人が増えている。
現代医療の発展などから、今では多くの人が「予期できる死」を迎えており、医療現場においても自分の死についてある程度の意思を伝えておくことが望まれている。
同社では、いざというとき大切な家族の命に関する決定を強いられる家族のためにも、自らの死について向き合い、家族とオープンに話し合うことが大切だとしている。
カレンダーの特徴
今回発売された「もしもカレンダー」は、最後のページに「最期を過ごす場所」「水分や栄養摂取についての考え方」「延命措置についての考え方」など、実際の遺族経験者が医療機関から判断を求められる事柄について意思表示ができるようになっている。
カレンダーという形で家族の誰でもが見られる場所に掲示することで、家族の中で話し合うきっかけを作ることができそうだ。
購入方法など
カレンダーの作成には、「金子哲雄の妻の生き方 夫を看取った500日」などの著者であり、ライフ・ターミナル・ネットワーク代表として遺族となる時のために情報提供などを行っている金子稚子さんも参加。
また、日本医療コーディネーター協会にも協力してもらい、医療機関の視点からも検証しているとのことだ。
価格は1,800円(税別)。公式Webサイトのネット通販や、提携医療機関で購入することができる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社トゥーンライン・コーポレーションのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/もしもカレンダー公式Webサイト
http://moshimo-calendar.jp/