時代に求められる資格
財団法人職業技能振興会は、超高齢社会を迎えている現代、新しい介護系の資格として「シニア福祉アドバイザー」を設立、応募受付けを開始した。
さらに介護関連の認定資格をPRするため、プロモーションビデオを公開している。
資格設立の背景
2013年9月の推計で、日本の65歳以上の高齢者人口は3,186万人となり、総人口に占める割合が25%と過去最高となった。そして、核家族化や少子化、離婚率の増加などにより、無縁社会や孤独死などの問題が深刻化している。
この資格は、高齢者に対して見守りや看取りに関する必要な知識や体験をまとめたもので、試験を通じ超高齢社会に適応する人材を育成するために実施される。
また、「シニア福祉アドバイザー」を介し、お互い家族のように支え合いながら、いきいきと安心して暮らせる社会の実現を目指す。
試験について
試験は35問のマークシート方式で、東京・名古屋・大阪で行われる。合格には、問題の総得点の7割が必要だ。詳しい受験要項と、受験願書の入手はホームページ、または電話で受付けている。公式テキストを使用した、対策講座も開講されている。
【試験概要】
試験名:シニア福祉アドバイザー(初級)
受験資格:特になし
試験日:第2回 平成27年5月31日(日) 14:00から15:10
試験時間:14:00 から 15:10
出題科目
1.日本の高齢者を取り巻く環境 2.高齢者を支える社会保障制度 など
受験料:8,000 円 、 直前講習受験料 12,000 円
(PR TIMESより)
(画像はプレスリリースより)

財団法人 職業技能振興会のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000013419.html