「セラピューティック・ケア」と「回想法」を活用
株式会社ソラストは、4月より通所介護サービス(デイサービス)に「セラピューティック・ケア」と「回想法」を活用したレクリエーションを導入すると発表した。
「セラピューティック・ケア」について
「セラピューティック・ケア」は、病院やホスピスで行われていたケア方法をもとに英国赤十字社が確立。両手で優しくなでることで緊張やストレスを和らげ、心身を深いリラックス状態に導く。
「治療力のある介護」と直訳され、看護や介護などさまざまな場面で活用されている。
「回想法」について
「回想法」は、1960年代のアメリカで高齢者のうつ病治療として始められた心理療法のひとつだ。
昔聴いた音楽や映像などを使って利用者に過去の思い出を想起するよう働きかけることで、気持ちを落ち着かせたり記憶を活性化させたりする効果があるとのこと。
今年度は「回想法」を活用したレクリエーションを30事業所に導入する予定だとしている。
二つのサービスの導入により在宅サービスの充実を図る
同社は、首都圏および関西圏でデイサービスや訪問介護などの在宅サービスを中心に事業を展開。
介護保険制度が創設されて以来、「自立支援とトータルケア」という理念のもと、在宅介護を中心とした介護事業に携わってきた。
今回、介護事業者としては初めて「セラピューティック・ケア」と「回想法」を活用したレクリエーションを導入。中重度の要介護者や認知症高齢者へのケアを強化し、在宅サービスの充実を図っていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ソラストのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/