在宅医療の情報が得られるサイト「いしくる」
エムスリードクターサポート株式会社は、2015年8月1日(土)より、在宅医療についての情報を提供するサイト「いしくる」を公開する。
背景
超高齢社会を迎える我が国では、今後医療・介護・福祉サービスへの需要が高まる一方であり、社会保障財政のバランスが崩れることが心配されている。
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年問題に対応するため、厚生労働省は入院医療から在宅で医療を受ける仕組みへの転換である「在宅シフト」を推進している。
8割のケアマネが、在宅医療についての情報不足を実感
同社は、高齢者に在宅医療機関を紹介することの多いケアマネジャー(以下、ケアマネ)について意識調査を実施した。
その結果、回答者の8割が「在宅医療の情報が不足している」と感じていることが判明した。
また、6割のケアマネが医療と介護の連携が不足していると回答。在宅医療機関の選択基準が不明確と考えているのは8割であった。
これらの結果から、在宅医療の情報について国が提供しているものだけでは不充分だと感じているケアマネが多いことが推測されるとしている。
多角的な情報提供
「いしくる」では、全国3,600の在宅医療機関について希望のエリアや処置ごとに検索できるシステムを導入。
また、「在宅医療とは」「診療費について」「クリニックの選び方」などの在宅医療に関する情報をトータルで提供、患者のニーズにあったクリニック選びをサポートする。
パソコン操作が苦手な高齢者のためには、電話でのサポートも実施する。
さらに、在宅医療への関心を高めてもらおうと、在宅医療マップを15万部発行し、都内の患者家族に配布予定だとしている。
(画像はプレスリリースより)

エムスリードクターサポート株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/