人型ロボット「Pepper」を介護施設で活用
株式会社エクシングは、2015年11月28日(土)に開催されたソフトバンクロボティクス株式会社主催の「Pepper Innovation Challenge 2015」決勝大会において、「介護施設向けJOYSOUNDペッパーアプリ」が「ベストヘルスケアビジネス賞」を受賞したと発表した。
「Pepper Innovation Challenge」について
「Pepper Innovation Challenge」は、人工知能を搭載した人型ロボットPepperのビジネスシーンでの活用事例を競うコンテスト。
Pepperを活用することにより課題解決したソリューション事例を対象とし、11月28日(土)に開催された決勝大会では「最優秀賞」「ベスト接客ビジネス賞」「ベストヘルスケアビジネス賞」「ベスト顧客体験賞」「ベストテクノロジー賞」が決定した。
アプリの特徴
今回「ベストヘルスケアビジネス賞」を受賞した「介護施設向けJOYSOUNDペッパーアプリ」には、同社の高齢者向け音楽療養コンテンツ「健康王国」を活用。
「介護予防プログラム」として開発されたさまざまなコンテンツが用意され、カラオケや体操、クイズなどを「Pepper」の動きに合わせて楽しむことができる。
同アプリを活用し、介護の現場でPepperを用いたレクリエーションを実施することで、人材やコンテンツ不足を解消するとともに、利用者の運動支援や機能改善トレーニングを行うことができるとしている。
実証実験を実施
同アプリは、ソフトバンクロボティクス株式会社が受託した「平成27年度未病産業の創出に係るモデル事業」における実証事業にも採用。
来年1月以降、アプリが“未病”予防に有効かどうかや、介護施設の人手不足解消に役立つかどうかを検証する実証実験を行う予定だ。
(画像はニュースリリースより)

株式会社エクシングのニュースリリース
http://www.xing.co.jp/news/archives/6028