シニア層の読書に関する調査結果/楽天リサーチ
楽天リサーチ株式会社が2013年8月30日、シニア層の読書に関するインターネット調査結果を公表した。
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調査は、2013年8月9日から10日の2日間、楽天リサーチに登録している全国のモニターのうち、50歳以上の男女計1000人を対象に行われた。
シニア層の7割以上が「読書好き」
調査はインターネットを使って質問形式で実施され、そのなかの「読書は好きか嫌いか」の質問では回答者の7割以上が、読書が「好き」もしくは「どちらかというと好き」と答える結果となった。
人気の高いジャンルは“小説”
また、1年に1冊以上、本(紙・電子書籍を含む)を読む人を対象に、好きな本のジャンルを質問したところ、“小説”が72.7%で最も多く、次いで“実用書”が35.1%、“旅行・ガイドブック”が28.7%で、“小説”が他を大きく引き離しシニア層に人気があることがわかった。
半数近い人が、読書量がここ5年、10年で減ったと回答
一方で、ここ5年から10年の間で読書量は変化したかといった質問には、「変わらない」と答えた人が37.8%だったのに対して、「大幅に減った」が25.2%、「やや減った」が23.0%と半数近くの人が読書量が減ったと答えた。
その理由としては、「文字が読みづらくなった」が56.8%で最も多く、次いで「携帯電話やパソコンなどで時間がとられるようになった」が31.7%、「仕事や家事などで、読書の時間が足りない」が28.8%と続いた。
編集部 つつみ さえこ

「シニアの読書に関する調査」楽天リサーチ株式会社
http://research.rakuten.co.jp/report/20130830/