社福協の「介護と食品」セミナーが開催決定
2013年11月6日(水)に、社福協の第26回健康食品セミナーが開催されることが発表され、8月30日より募集が開始された。
今回は、「介護と食品」というテーマで、高齢化社会における、食による健康への取り組みが語られる。
高齢化社会における取り組み
高齢化社会が進む今、65歳以上の高齢者が、2002年に2千万人を超えたのに対し、2012年には3千万人を超え、年々増加傾向を見せているという。それにともない、要介護者や要支援者の数も増加しているようだ。
要介護や要支援となる原因でもっとも多いのは、骨折や関節疾患などの「運動器障害」だという。しかし、日本整形外科学会のロコモティブシンドローム(運動器症候群)に関する意識調査によると、要介護・要支援となる原因に「認知症」をあげる人が多く、認識と実態にずれが生じていることが明らかにされた。
私たちは、現状を正しく把握するとともに、高齢者の健康促進のために正しい対策をとっていく必要があるようだ。
高齢者の食事や栄養の課題
今回のセミナーは、高齢者の食という視点から、高齢者の疾患への対策方法が語られる。
①山本浩範氏
(仁愛大学 人間生活学部 健康栄養学科 准教授)
「食品・栄養の立場からのロコモティブシンドローム予防」
②因利恵氏
(日本ホームヘルパー協会 会長/(公社)福岡県介護福祉士会 会長)
「介護職から見た要介護者の食の現状と課題」
(プレスリリースより)
介護予防に興味がある人や、介護食や健康食品の開発に取り組んでいる人にとって、このセミナーは役立つ情報が詰まったものとなっているようだ。

社福協によるプレスリリース
http://www.shafuku.jp/seminar_holding/26_page.php