飼い主の呼びかけに反応する癒し系！アザラシ型の新型ロボット「パロ」販売開始

株式会社 知能システム（以下、知能システム）が“敬老の日”の16日から、全国の百貨店や代理店などでアザラシ型の新型ロボット「パロ（以下、「パロ」）」の販売をスタートしました。


「パロ」とは、カナダ北東部に生息するタテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにした学習能力を持ったロボットで、「パロ」とのふれあいによって、認知症高齢者のケアや、高齢者の健康維持や認知症予防などの介護予防につながると期待されています。

実際、「パロ」のロボットセラピー効果に関しては、厚生労働省による「2012年度福祉用具・介護ロボット実用化支援事業における介護機器などモニター調査事業」（テクノエイド協会）などでも、臨床評価が行われ、「パロ」が高齢者にとって良好なセラピー効果と、介護者の負担軽減化につながる結果を得ています。

また、その実証・臨床研究はデンマークやスウェーデン、イタリア、フランス、米国などでも行われ、「パロ」とのふれあいが利用者を元気付けたり、ストレスを低減させるなどの心理的・生理的・社会的効果を与えることが分かっています。

編集部 つつみ さえこ



「新型セラピー用アザラシ型メンタルコミットロボット・「パロ」が登場」株式会社 知能システム※PDF
http://intelligent-system.jp/pls20130913.pdf