介護コンソーシアムの新しい取り組み開始
神戸では初となる「Kaigo Consortium(介護コンソーシアム)」は、日本の介護ノウハウを中国、東南アジアへ発信するために創設された。
そして、この10月8日より、賛同企業・団体の募集を開始することとなった。
中国や東南アジアへ日本の介護ノウハウを発信
アジア圏のなかで中国は特に、急速な少子高齢化社会が深刻化している。その加速は日本以上で、すでに2億人以上の老年人口となっている。そして、北京や上海の大都市では、介護施設不足が問題となりつつあるという。
そんななか、日本の福祉施策や高い技術は、アジア圏のなかで注目され、高い関心が寄せられている。
介護コンソーシアムでは、日本の持つ介護ノウハウを海外へ伝え、日本の福祉用具等の販売支援をおこなうことで、日本の輸出サービス産業の活性化に努めていくことが目的とされている。
介護コンソーシアムメンバー募集
介護コンソーシアムは、福祉業界に携わる民間企業やNPO団体などのスペシャリストチームで構成されている。
加盟メンバーは、2013年10月15日現在で以下の通り。
【介護コンソーシアム加盟メンバー】※2013年10月15日現在
CDCクラウド株式会社(幹事会社)
株式会社プロシーズ
株式会社メイビス
株式会社ミライカ
大連ランダムウォーカー有限公司
株式会社松永製作所
特定非営利活動法人 ヤンヤンのおうち
特定非営利活動法人 障碍者の就労を進める会そら
(プレスリリースより)
今後は、さらなる加盟メンバーの募集により、中国、東南アジアへの福祉用具、介護サービス販売の支援をおこなっていく。2014年度末には100社の加盟が目指されている。

Kaigo Consortium(介護コンソーシアム)
http://kaigo-jp.org/