高齢者向け住宅設備・建材の提案展示スペースが開設
パナソニック株式会社 エコソリューションズ株式会社は、2013年10月15日(火)に、高齢者向け住宅設備・建材を展示する「シニアライフ・プロスタジオ近畿」をオープンすることを発表した。
なお、「シニアライフ・プロスタジオ近畿」は、企業から企業へ向けて、住宅設備・建材を提案するための展示スペースとなっている。
(この画像はプレスリリースより)
「サービス付き高齢者住宅」市場の拡大を見込んで
近年では、高齢化社会が急速に進み、要介護者や単身・夫婦のみの世帯が増加傾向を見せている。そんななか重要視されているのが、「サービス付き高齢者住宅」の整備だという。
国土交通省が、2020年までに60万戸の「サービス付き高齢者住宅」の整備をおこなう方針を打ち出したことからも、今後の「サービス付き高齢者住宅」の市場拡大は必須となっているようだ。
そこで、今回オープンすることとなった「シニアライフ・プロスタジオ近畿」では、「サービス付き高齢者住宅」に取り組む事業関係者や工務店のために、住宅設備・建材の提案展示をおこなっていく。
2タイプの居室を再現する展示スペース
「シニアライフ・プロスタジオ近畿」は、大阪府箕面市にあるパナソニック リビング ショウルーム 箕面の2階に設けられる。
スペース内には、25平方メートルタイプと18平方メートルタイプの2つの居室が再現され、共用部スペースでは、入居者とスタッフをサポートするトータルソリューションが提案される。
展示製品には、バリアフリー水まわりユニット「アクアハート」、幅広上吊り連動引戸「3枚連動引き違い」、ナノイー搭載 空気循環パネル「エアロウォッシャー」などがそろえられている。
パナソニックは、2012年に「シニアライフ・プロスタジオ汐留」を開設している。今回の「シニアライフ・プロスタジオ近畿」の開設により、さらなる介護関連市場への製品提案に役立てていく方針を示している。

パナソニック リビング ショウルーム 箕面
http://sumai.panasonic.jp/sr/page/top/top.jsp?srcd=93