イーエヌ大塚製薬が、介護の実態調査結果を公表
イーエヌ大塚製薬株式会社が2013年10月31日、在宅介護を行っている(以下、在宅介護者)1000人を対象にした介護の実態調査結果を公表しました。
(画像はプレスリリースより)
※調査結果は、臨床栄養と緩和医療の第一人者、藤田保健衛生大学医学部 外科・緩和医療学講座 東口髙志教授の監修のもと、イーエヌ大塚製薬株式会社が、2013年9月13日から9月17日までの5日間に行ったインターネット調査で集められた在宅介護者1000人のデータをもとにしています。
食事の準備・介助のほとんどは、介護者やその家族が行っている
調査では、在宅介護者に「介護者とその家族が行う介護」について尋ねたところ、「食事の介助」が54.9%と最も多く、次いで「話し相手」が52.1%、「食事の準備」が41.8%でした。
また、それぞれにかける介護の時間は、「話し相手」が59分と最も長く、次いで「散歩などの外出」「食事の介助」がともに54分、「食事の準備」が52分でした。
対して、「主に利用する介護支援サービスについて」は、「入浴介助」が46%と最も多く、次いで「リハビリ」が33%で、介護者やその家族が行う介護で多かった「話し相手」や「食事の準備」などについては1割から2割程度でした。
食事の時間の充実が、在宅介護では重要に
この他、「介護の中で最も注力していることについて」は、「食事の準備」が19.1%と最も多く、「食事の介助」の12.5%と合わせると3割以上の人が食事に注力していることが分かりました。
また、「介護をしていて良かったと思うことについて」は、「食事をしっかり食べてくれたとき」が19.5%で、「楽しそうに食事をしていたとき」が29.8%と高く、要介護度が高くなるにつれ、この割合は高くなる傾向でした。
さらに、「要介護者が笑顔を見せるとき」や「要介護者に感謝されたとき」「要介護者自身が楽しいと思うとき」について尋ねたところ、それぞれ上位に「何かを食べるとき」が入っており、介護において食事の時間が重要であることが分かりました。
編集部 つつみ さえこ

「食事が変われば介護が変わる」イーエヌ大塚製薬株式会社※PR TIMES
http://prtimes.jp