介護ニュース
2025年05月22日(木)
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奈良県生駒市の「市町村介護予防強化推進事業」!先進的な取り組みとして注目される「ひまわりの集い」

奈良県生駒市の「市町村介護予防強化推進事業」!先進的な取り組みとして注目される「ひまわりの集い」

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食事を介した高齢者サロン「ひまわりの集い」に注目!
全国的な介護保険料の値上がりが問題視されるいま、奈良県生駒市が取り組む食事を介した高齢者サロン「ひまわりの集い」が、先進的な取り組みとして他の自治体からも注目されている。

健康改善や仲間づくりを推進し、介護予防にも努めるサロンでは、介護保険の更新をおこなわない参加者もいるという。

ひまわりの集い
(この画像はプレスリリースより)

高齢者の健康を推進する集い
「ひまわりの集い」は、厚生労働省が打ち出したモデル事業「市町村介護予防強化推進事業」のひとつとして注目を集めている。平成24年度から2年間実施される同事業には、生駒市を含める全国13の自治体が、自立へのサポートをおこなうために取り組んでいる。

生駒市で「ひまわりの集い」を運営しているのは、市民ボランティア「生駒市健康づくり推進員連絡協議会」(以下「健推」)。メンバーとして活躍しているのは、生駒市がおこなうカリキュラムの受講修了者たちだ。

「ひまわりの集い」では、要支援1から要介護2までの高齢者が参加者となり、健推のメンバーが参加者たちのために、栄養・ボリューム満点の食事を提供する。さらに食事後には、健推が企画する合唱や歌に合わせた指運動、菓子づくりや盛り付けなどを楽しむことで、交流を図っている。

健推会長の藤尾庸子さんは、参加者たちのことを以下のように語っている。
「孤独を感じていた参加者同士が交流するうち、会話も増え、瞳を輝かせている。喜びの涙を流すかたもいる。コンビニ弁当ばかり食べていたある女性参加者は料理を始めるなど、生活意欲の向上が伺える。」(プレスリリースより)


市民ボランティアのモチベーションと責任感が拡大
「市町村介護予防強化推進事業」は、高齢者の命を守る使命を持ちながらも、負担のかかる事業であり、その事業をボランティアが担うことは通常であれば難しいとされている。

しかしながら生駒市では、他の自治体に先がけて、平成11年からボランティア養成講座を実施。その修了者たちが経験と地域とのつながりを活かし、さまざまな福祉事業に貢献している。

先進事例として成長する生駒市では、ボランティアたちのモチベーションもさらに高まり、来年度からは、全市域の住民に拡大して「ひまわりの集い」を運営していく。

現在の「ひまわりの集い」は、以下の概要で実施されている。
ひまわりの集い(食事会)
【開催】 毎週木曜日 近鉄生駒駅近くのたけまるホール
    第2・第4月曜日 阪奈中央こぐま園(生駒市俵口町)
【参加費】200円

(プレスリリースより)



外部リンク

奈良県生駒市によるプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000006886.html

奈良県生駒市
http://www.city.ikoma.lg.jp/


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