摂食・嚥下障害者向け介護食コンテストで第1位
イーエヌ大塚製薬株式会社は、日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック主催の摂食・嚥下障害者向け商品の試食コンテストにて、摂食回復支援食「あいーと(R)」が第1位を獲得したと発表した。
(画像はイーエヌ大塚製薬株式会社のプレスリリースより)
「あいーと(R)」について
摂食回復支援食「あいーと」は、咀嚼(そしゃく)機能が低下した人でも食べられるよう、独自の技術で見た目は常食のままに、軟らかさ100分の1から1,000分の1を実現し、舌でくずせる軟らかさに仕上げている。
プロの料理人による味付けや、見た目、カロリーや栄養素にもこだわるなど、安心して食事をし、食べる喜びや楽しみを感じられるようさまざまな工夫をしている。
クリスマス用とお正月用メニューを提案
コンテストでは、「あいーと」の全37商品のラインナップの中から、クリスマス用として「ホタテ貝のガーリックバター焼き」と「牛肉のオイスターソース焼き」を、お正月用として「海老芋の柚香蒸し」「赤魚素焼き 銀酢仕立て」を提案した。
審査は、試食会に訪れた約100名の参加者による投票で行われた。参加者は摂食・嚥下障害者向け商品を提供しているメーカー5社のメニューを食べ比べ、一番美味しいと感じたところに投票。その結果、「あいーと」が第1位を獲得した。
試食会について
多摩クリニックは口腔リハビリテーションを専門としており、口腔内に問題を抱えた患者が多く訪れる。
摂食・嚥下障害者の家族から食事について相談されることも多く、調理も手軽で食品の軟らかさなども均一、見た目も美味しい市販の摂食・嚥下障害者向けの食品をもっと知ってもらおうと、今回の試食会を企画した。
この試食会は大変好評だったため、多摩クリニックでは今後も2回、3回と続けていきたいとしている。

イーエヌ大塚製薬株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/