桃山学院大学が認知症シンポジウムを開催
大阪府和泉市にある桃山学院大学は、2013年12月22日(日)に、「認知症なんてこわくない!~地域で支える認知症ケア~」というテーマでシンポジウムを開催する。
このシンポジウムは、同大学社会学部・社会学会共催、社会福祉学科企画・実施のもので、予約不要・無料で、誰でも気軽に参加できるものになっている。
地域の認知症を支えるサポーターになろう
2012年に発表された厚生労働省のデータによると、全国の認知症高齢者の数は約462万人に上っているという。高齢化社会が進むなかで認知症患者は年々増え、ここ10年で、認知症に関する研究や認知症ケアのあり方などは、大きく変化している。
そんななか、桃山学院大学は今回のシンポジウムで、認知症の最新知識や、施策などの現状、地域や施設で実際におこなっている取り組み内容などを紹介してくれる。プログラムは、午前の部と午後の部に分かれ、午前の部で認知症サポーター講座を開催し、午後の部でシンポジウムを開催する予定となっている。
午前の部の認知症サポーター講座は、地域の認知症患者やその家族を支える応援者を養成するもので、受講者はすぐに、認知症サポーターとして認定されることになる。
認知症を支えるそれぞれの取り組みを紹介
また午後の部では、『「認知症になってもこわくない、適切な認知症ケアで尊厳を持って生き続ける!」ための勇気と知恵を修得する。』というテーマのシンポジウムが、桃山学院大学 社会学部社会福祉学科教授 川井 太加子氏の司会のもと、開催される。
その内容は、認知症ケアパスの紹介、認知症患者の施設での生活を支える取り組み、認知症患者の在宅での生活を支える取り組み、認知症カフェの取り組みなど。
認知症サポーター講座も含んだシンポジウムの開催概要は、以下の通りとなっている。
○シンポジウム開催概要
【日時】2013年12月22日(日) 10:00~15:00
午前の部/10:00~12:00 認知症サポーター講座
午後の部/13:00~15:00 シンポジウム
【会場】桃山学院大学 2号館 ハイビジョンシアター(301教室)
※予約不要・無料 誰でも参加可
(プレスリリースより)

桃山学院大学によるお知らせ
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