福祉用具の使い方や特徴を紹介
青森県社会福祉協議会のウェブサイト「福祉ネットあおもり」では、福祉用具について使い方や特徴などを紹介している。
12月は3回目として、「ポータブルトイレ」と「自動排泄処理装置」 について解説している。
「ポータブルトイレ」について
福祉ネットあおもりでは、温水洗浄機能付きの家具調ポータブルトイレを紹介。
室内においても違和感のない家具調のデザイン。温水洗浄機能や脱臭機能付きで、清潔でにおいも気になりにくい。トイレまでの移動が困難な場合にも、ポータブルトイレを使用することで、転倒の危険や移動の介助に伴う介助者の腰痛や疲労などを取り除くことができる。
「自動排泄処理装置」について
続いて、おむつに排泄された尿を自動的に吸引する尿吸引ロボットを紹介。
尿吸引パッドに内蔵されたセンサーが排尿を検知し、尿を瞬時に自動吸引する。タンクにたまった尿は、簡単にトイレに捨てることができる。パッドは朝まで交換しなくてよいので、夜中のおむつ交換をなくし、朝までぐっすり眠ることができる。
排泄のケアは尊厳を守るケア
排泄は、人が産まれてから死ぬまで日に数回繰り返す行為であり、また誰もが、「シモの世話にはならずに人生を全うしたい」と考えるほどデリケートなものだ。
排泄のケアは尊厳を守るケアとも言われており、排泄に使用する福祉用具はとても重要である。安全に、気兼ねなく排泄できるよう適切な用具を選ぶことが大切だ。

福祉ネットあおもり/12月第3回 「今月のなるほど!福祉用具」
http://aosyakyo.or.jp/citizens/