年末年始は高齢者のお餅による窒息事故が多発
お餅を食べる機会の多い年末年始は、お餅を食べたことによる高齢者の窒息事故が増えます。
そこで消費者庁は、事故が増えやすいこの時期に、高齢者のお餅による窒息事故について注意喚起しています。
起きてすぐにお餅を食べるのは危険です!
高齢に伴って人は、咀嚼力や嚥下力が弱くなり、食べ物をスムーズに飲み込みにくくなります。
さらに、お餅は、口や喉の温度によってくっつきやすく、つまりやすい状態になります。
そのため、寝起きで口の動きがまだスムーズでないときにお餅を食べると、喉につまりやすく危険です。
必ず、お餅を食べる前にはまず、温かいスープなどで喉を潤してから食べるようにしましょう。
お餅は、よく噛んで食べましょう!
また、お餅は口の大きさに合わせた少なめの量を、ひと口ずつしっかり噛んで食べましょう。
決して、しっかり噛まないうちにお茶などで流し込まないようにしましょう。
また、次のひと口は、ひと口目を食べ終わった後に食べるように心がけましょう。
編集部 つつみ さえこ

「高齢者の餅による窒息事故に気をつけて!」消費者庁※PDF
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/131218kouhyou_1.pdf