介護の仕事をしながら資格を取得
東京都は、5月1日、介護業務への就労を希望する人が、介護施設等で就労しながら介護職員初任者研修または実務者研修を受講できる「(3)介護職員就業促進事業」の申し込みをスタートした。
介護人材の安定的な確保は喫緊の課題
「(3)介護職員就業促進事業」では、410事業者(雇用先事業所数1,574か所)にて応募を受付中だ。
応募対象者は、介護業務への就業を希望する離職者、事業を廃業した自営業者、学校等を卒業した未就業者等。雇用人数は約1,000名を予定しており、応募者はハローワークまたは東京都福祉人材センターによる職業紹介を受けて応募することもできる。
なお、同事業は令和3年5月1日(土曜日)から令和4年1月31日(月曜日)まで、雇用期間は6か月以内。資格取得に必要な経費は都から事業者あてに支払われるため、応募者の負担は不要だ。
都では介護人材の安定的な確保と育成を図ることを目的として、介護人材確保対策事業を推進。(1)職場体験事業、(2)介護職員資格取得支援事業、(3)介護職員就業促進事業の3事業を柱に掲げている。
今回実施する事業は、経験や資格はなくても介護の仕事に興味があるという人向け。都では、ぜひこの機会に申し込みをしてもらいたい考えである。
(画像はプレスリリースより)

東京都 プレスリリース
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