カレンダータイプのツールで、飲み忘れ解消を支援
株式会社テクノスジャパンは、2021年4月22日、高齢者向けの服薬支援ツール『くすりコール・ライト』を同年秋より発売すると発表した。
同製品は、高齢者の服薬および生活の見守りをシンプルな形で実現するというもの。高齢者施設などでも使用できるカレンダータイプのツールであり、飲み忘れの解消などを支援するとしている。
『くすりコール』をより簡単かつシンプルに
厚労省の調査によると、飲み忘れなどによる残薬の量は年間約500億円分にものぼり、社会問題とも言い得る状態となっている。以前より高齢者の服薬支援に取り組む同社は、この状況に対応すべく2014年、軽度認知症患者向けの服薬支援ツール『くすりコール』を発売していた。
今回発売が発表された『くすりコール・ライト』は、この『くすりコール』をより簡単かつシンプルに利用できるよう開発されたもの。利用者の対象を健康な高齢者に設定すると共に、壁かけタイプのカレンダー型にすることで、場所を取らない製品に仕上がっている。
1日4回×7日分の薬が入る「くすりポケット」
『くすりコール・ライト』は、装備された「くすりポケット」に1日4回×7日分の薬を入れることができる。設定した服薬時間には、ランプの点滅とメロディーが服薬を通知。有償オプションとして、飲み忘れをメールで通知する機能や生活見守り機能、服薬レポート機能なども用意されている。
『くすりコール・ライト』は、購入またはレンタルでの提供が予定されており、購入時の販売価格は35200円(税込み)と予定されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社テクノスジャパン
https://www.tecnos.co.jp/高齢者の服薬と生活の見守り製品『くすりコール・ライト』を今秋発売 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p