医療機関・高齢者施設では補助金が活用可能
株式会社レブセルは、2021年6月10日、移動式の面会用陰圧ブース『アイビー』を発売した。
同社は、感染対策用陰圧室やCO2クリーナーの研究開発/製造販売を手がける企業。『アイビー』は、新型コロナウイルスに感染した疑いがある施設入所者との面会などの活用できるブースであり、医療機関・高齢者施設では補助金が活用可能となっている。
入所者に顔をはっきり見せる形で面会
今般のコロナ禍により、介護施設や医療機関では対面での面会が大きく制限されている。また対面での面会が実施される場合も、面会者は防護服/フェイスガード/マスクなどの着用が義務付けられ、面会室はアクリル板/ビニールシートで隔てられていることも少なくない。防護服の処分や行動範囲の消毒など、施設担当者の負担も甚大になっている。
『アイビー』は、こうした課題を解消するための製品として開発された。同製品は、常時圧力状態が目視で容易に判断できる機構を搭載し、使用後約2分間で空気が入れ替えることも可能。面会者は、防護服やフェイスガードを付けることなく、入所者に顔をはっきり見せる形で対面での面会を行うことができる。
施設内の消毒区域を限定することも可能
『アイビー』は、奥行を80cmとすることで移動も簡便にしている。面会者が、施設の玄関でブースに入って隔離状態のまま移動する場合、施設内の消毒区域を限定することも可能。約7時間の充電で約11時間稼働する蓄電池を搭載しているため、運用中もコンセントに繋ぐ必要がない。
なお『アイビー』の製品名は、「誠実」「不滅」「永遠の愛」という意味を持つ観葉植物の名前「アイビー」から命名されている。
(画像はプレスリリースより)

移動式・陰圧ブース『アイビー』 - 株式会社レブセル
https://www.revcellnpr.com/新型コロナウイルス対策 移動式・面会用陰圧ブース『アイビー』6月10日 全国発売 - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/260489