従来のとろみ剤の使いづらさを改善
ピジョン株式会社は、2021年7月8日、介護用とろみ調整食品『液体とろみ かけるだけ』を同年8月に発売すると発表した。
この商品は、同社の介護用品ブランド『ハビナース』より発売されるもの。従来のとろみ剤の使いづらさを改善し、簡単にとろみがつくと共に風味/食感も損なわれない液体のとろみ調整食品となっている。
調味料感覚で料理にかけると、すぐに安定
近年、社会の超高齢化が進行すると共に、介護商品市場の規模拡大も続いている。この動きに伴って、とろみ調整食品の市場もまた大きく拡大するようになった。
しかし、従来のとろみ剤に対して「量の調整が難しい」「ダマができやすい」といった不満を抱える人は多い。こうした課題を解消し、なおかつ料理の見た目や食感を損なわないとろみ調整食品として、『液体とろみ かけるだけ』は開発された。
同商品は、ダマにならない液体タイプであるため、調味料感覚で料理にかけるとすぐに安定したとろみをつけることができる。使用量の調整も簡単であり、入れすぎなどの失敗回避も可能となっている。
調整法について詳しく知る人が少ない「とろみ」
とろみは、高齢者などのケアに直接関与する医療/介護の専門職にとっては、馴染み深い食感となっている。しかし、その調整法について詳しく知る人は少ない。こうした現状に対応し、高齢者がいつまでも食べる楽しみを持ち続けられるよう、同商品は開発されている。
『液体とろみ かけるだけ』は、税込価格1004円で2021年8月10日より全国にて販売が開始される。
(画像はプレスリリースより)

風味や見た目が損なわれず、本来の食事を楽しめる とろみ調整食品「液体とろみ かけるだけ」新発売 - ピジョン株式会社
https://www.pigeon.co.jp/news/files/pdf/20210708_1.pdf