VRを活用してコミュニティ活動への参加を促進
株式会社C作業場は、2021年8月20日、VRサービス『介護予防!VRコミュニティプレイ』の開発を開始した。
同社は、コワーキングスペース運営と共にVR/ARを用いた子供向けワークショップ開催も手がける企業。同サービスは、VRを活用してコミュニティ活動への参加を促進し、介護予防を図るものとなっている。
VRの中で起こった感情/記憶/感想を共有
同社はこれまで、主として子供に向けたVR体験支援をイベント/ワークショップにて行ってきた。しかし2020年8月、初めて開催したシニア向けVR体験会にて80歳代のシニアがVRを楽しむ様子を目撃。VRの没入感/楽しさはシニアにも良い刺激となり、ひいては介護予防にも繋がる可能性もあると考え、『介護予防!VRコミュニティプレイ』を開発するに至った。
同サービスでは、いくつかのミッション達成を目標として没入感溢れるオリジナルのVR空間内を移動し、その中でわき起こった感情/記憶/感想をファシリテーター/参加者同士で共有。体験から得た刺激/思考を互いに表現することで参加者同士が交流を深める、新たな形でのコミュニティ形成を図るとしている。
機材の使用がどのように負担になるのかを検証
開始された『介護予防!VRコミュニティプレイ』の開発において同社は、ヘッドマウントディスプレイやコントローラーといったVR機材が、シニアの使用に際してどのように負担になるのかを検証。また、快適なVR体験に最適な機材や使用方法についても、検証を開始している。
なお同サービスの開発は、『令和3年度 新宿区新製品・新サービス開発支援補助金』交付事業に採択されている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社C作業場
https://www.c-sagyoba.com/新サービス『介護予防!VRコミュニティプレイ』開発を開始 - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/271316