年金に不安を感じている人に
10月8日、日本の公的年金についての誤解を解消する新刊『知らないと損する年金の真実 - 2022年「新年金制度」対応 -』がワニブックスから発売された。
著者は経済コラムニストの大江英樹氏で、ワニブックスPLUS新書として発売。2022年から施行される新制度にも対応し、価格は946円となっている。
年金財政は赤字・未納者が多く破綻は嘘
大江英樹氏は野村證券で個人の資産相談業務に25年間関わり、確定拠出年金の運営管理業務に携わっている。ただ、同氏自身、企業年金について多少の専門知識を持っているが、公的年金については素人に近いと語る。
しかし、素人だからこそ、年金に関する誤解をわかりやすく説明できるはずだと考える。たとえば、「年金財政は赤字」「若い世代は払うだけ損」「政府は年金を無駄遣いしている」「未納者が多いからそのうち破綻する」といったイメージを持つ人は多いが、いずれも誤りだという。
たしかに年金に関する報道では、運営上の問題や不祥事などが多く採り上げられるが、年金制度や財政に直接的な関係はない。新刊ではこれらの誤解を解き、年金を理解し、よくわからないまま投資などで失敗することを未然に防ぐ一冊となっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

知らないと損する年金の真実 - 2022年「新年金制度」対応 -(大江英樹) - ワニブックスオフィシャルサイト
https://www.wani.co.jp/event.php?id=7159