認知症の人がその人らしく生きる介護術
認知症の人がいきいきと、その人らしく生きるための35の介護術が掲載されている実用書『認知症介護ラプソディ 2 認知症の人がその人らしく生きる介護術』が発売された。
著者は作家で認知症介護・予防ナビゲーター、認知症予防食生活支援指導員の速水ユウ氏である。同氏は2016年9月に『認知症介護ラプソディ』を発表しており、新刊はその続篇で、価格は1,650円(税込)。出版社はメディカルパブリッシャーである。
「パーソンセンタードケア」と「自我の統合」
速水氏は長年看護師を務め、また保健師のキャリアもあり、介護保険の部署にて要介護認定調査、介護相談などの業務に携わっている。慶應義塾大学看護医療学部地域看護助教、甲南女子大学看護リハビリテーション学部老年看護助教の経験もある。
1980年代末、臨床心理学者のトム・キットウッド氏は認知症ケアに、認知症の人を「人」として尊重し、その人らしく生きるための支援を行う「パーソンセンタードケア」を提唱。従来の業務中心のケアではなく、「人」を中心とするケアの重要性が注目されている。
また、発達心理学者のE・H・エリクソン氏は、老年期の発達課題を「自我の統合」としており、新刊は「パーソンセンタードケア」や「自我の統合」など、高齢期や認知症ケアで重要なことが楽しいストーリーとともに紹介されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

認知症介護ラプソディ 2 認知症の人がその人らしく生きる介護術 - 医学書専門店メテオMBC【送料無料】
https://www.molcom.jp/products/detail/140405/