調剤薬局窓口支援システム「Pharms」
メドレーは9月3日、調剤薬局窓口支援システム「Pharms(ファームス)」の提供を開始すると発表した。
「Pharms」はスマートフォンなどからインターネットに接続し、オンラインでの服薬指導や処方箋のネット受付、キャッシュレス決済などの機能が利用できる調剤薬局向けのシステムである。
患者はオンライン診療アプリ「CLINICS」を使えば、オンライン診療からオンライン服薬指導、薬剤の受け取りまでのサービスをワンストップで受けることができる。
これによって調剤薬局で長時間待つ必要がなくなると同時に、医療機関内での感染防止の役割も果たすと考えられる。
CLINICSアプリでのオンライン診療&服薬指導の流れ
患者側はオンライン服薬指導を希望する薬局を、CLINICSアプリで検索して予約する。
診療所・病院はオンライン服薬指導を希望する患者の処方箋情報を、オンライン診療システムから患者が予約した調剤薬局へアップロードする。
調剤薬局はアップロードされた処方箋情報などを確認し、事前に準備を行い、予約日時にオンライン服薬指導を実施。
オンライン服薬指導を受けた患者がCLINICSアプリで決済すると、その後薬剤が配送される。
在宅医療を受けている高齢者やその家族にとって、医療機関や調剤薬局まで足を運ばずにオンラインで医療サービスが受けられるのは便利だ。
既に全国約1,800店舗の調剤薬局から、「Pharms」の事前申し込みがあり、薬局側でもオンラインを活用した接客ニーズが高まっていることがうかがえる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社メドレーのプレスリリース
https://www.medley.jp/release/pharms-0903-1.html