“低栄養”による衰えを見守るアプリ
ネスレ日本は9月16日、スマートフォンアプリ「MNA プラス」をリリースした。
「MNA プラス」は世界中の医療・介護現場で使用されている、65歳以上のための栄養アセスメントツール「MNA (Mini Nutritional Assessment)の知見を生かして、ヘルスケア領域分野のITソリューションを提供するメディエイドと共同で開発されたアプリである。
年齢を重ねるにつれて「食事量が減る」、「活動量が低下する」などの些細なことがきっかけとなって栄養状態の維持が困難になってくる。その結果、“低栄養”による体力・精神力が低下する“フレイル(虚弱)”に陥るリスクが高まる。
“フレイル”は悪化すると要介護へとつながりやすいため、不足しがちな栄養素をしっかりと取り、栄養状態を維持することが大切だといわれている。
簡単な質問に答えるだけで栄養状況がわかる
「MNA プラス」は、本人も家族も気づかないうちに進行する“低栄養”や“フレイル”対策のためのアプリとして開発された。
アプリで簡単な質問に答えるだけで、4段階の評価結果で現在の栄養状態や、日常生活に取り入れやすい様々なアドバイスが表示される。
質問は一般的な「体重」、「身長」、「食事状態」といった質問に加え、寝たきりや車いす、歩行状態など高齢者特有の「身体機能」や、「精神状態」についての質問が含まれており、高齢者に特化した内容となっている。
(画像はプレスリリースより)

ネスレ日本株式会社 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニーのプレスリリース
https://www.nestle.co.jp/