介護職員の定着と新規就業を促進
静岡県は、9月17日、令和2年度第1回の「働きやすい介護事業所」について、新たに14の事業所を令和2年9月15日付けで認証したことを発表した。
なお、県では令和元年度までに216の介護事業所を既に認証しており、今回の認証で「働きやすい介護事業所」は230事業所となった。
認証の条件は3区分・14項目を満たすこと
「働きやすい介護事業所」の認証を受けるには「キャリアパス制度・人材育成の推進」「サービスの質の向上」「労働環境の改善(ワークライフバランス)」の3区分と「キャリアパスの導入」「利用者、家族からの相談苦情対応」「育児・介護を両立できる取り組みの実施」など、14項目の基準を満たす必要がある。
今回、県では令和2年5月25日から7月22日まで申請を受け付けた。申請した事業所数は16事業所にのぼったが、実際に認証を受けたのは14事業所にとどまった。
県のホームページ等で紹介
認証を受けた事業所のメリットは、働きやすい介護事業所としての認知度が高まること、利用者が事業所を選択する際の手がかりとなること、さらには、職員のモチベーション向上に期待が持てるようになること。
今後、県では認証を受けた14の事業所を「働きやすい介護事業所」として県ホームページ等を通じて幅広く公表することで、介護職を目指す人々や介護サービスを利用する人に紹介していく予定である。
(画像はホームページより)

静岡県 プレスリリース
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