利用者・家族によるハラスメントから守る
介護現場で起きる各種ハラスメントの予防法、対応策などが解説されている新刊『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』が発売された。
著者は社会福祉士で公認心理師、臨床心理士、介護福祉ライターの宮下公美子氏であり、弁護士の小川恒星氏が法律に関する監修を行っている。A5判で290ページ、価格は2,970円(税込)、出版社は日本法令である。
定義・予防策・事後対応・再発防止策など
介護職を含めた対人援助職は、人と近い距離で接するため、ハラスメントに遭いやすい職種といえる。特に同僚などがいない在宅の現場では、被害の内容次第で誰にも相談できずに現場を去る人が少なくないという。暴力や暴言、不要な身体接触やその要求など、現場では様々なハラスメントが起こりうる。
ハラスメント対策は離職防止のためにも必要となる。新刊ではハラスメントの実態や国の対応、対策の必要性、定義、事前に行う予防策、起きてしまった時の対応と再発防止策などを解説。ハラスメントに関する心理についても解説している。
なお、同書巻頭カラーページには、イラストでわかるハラスメント防止の説明文書を掲載。購入者限定で日本法令ホームページよりダウンロードでき、契約時の説明の際などに使用できる。
(画像は
Amazon.co.jpより)

介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本 - 日本法令オンラインショップ
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