音声や画像などの補助教材を無料公開
介護福祉士を目指す外国人のためのテキスト『はじめて学ぶ介護の日本語 生活知識とコミュニケーション』がスリーエーネットワークから発売された。
スリーエーネットワークからはこれまでに『はじめて学ぶ介護の日本語 基本のことば』と『はじめて学ぶ介護の日本語 基本の知識』が発売されており、新刊は現場でのコミュニケーション力をつけることを目的としている。
新刊の著者は三橋麻子氏と丸山真貴子氏、堀内貴子氏、鈴木健司氏で、表記は漢字仮名交じり、総ルビ。価格は1,500円(税別)となっており、補助教材として音声や画像などが無料公開されている。
日本人・外国人スタッフ双方のニーズを反映
新刊では介護現場の日本人スタッフと外国人スタッフ双方のニーズが反映され、「Part 1 生活知識」と「Part 2 コミュニケーション」に分けて学ぶ。「Part 1 生活知識」では、あいさつから始まり、地理や気候、有名なもの、季節とイベント、食事、衣服と身のまわりのもの、レクリエーションのことばを学べる。
「Part 2 コミュニケーション」では、介護福祉士の一日、利用者とのコミュニケーション、職員とのコミュニケーション、家族とのコミュニケーションのことばを学ぶことができる。
無料公開されている補助教材は、学習補助ツールの音声データと、衣服や身のまわりのものによく使用されている色についてのPDFファイル、教師用ツールとして料理、食材などのカラー写真データとなっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

はじめて学ぶ介護の日本語 生活知識とコミュニケーション - スリーエーネットワーク
https://www.3anet.co.jp/np/books/4224/