業界初!高齢者薬剤管理システムが誕生
株式会社コアは、11月13日、薬剤の重複処方等による薬物有害事象「ポリファーマシー」対策を支援する高齢者薬剤管理システム「楽くすり」(ラクスリ)の販売を開始したことを発表した。
主なサービス概要
「楽くすり」は医療現場や介護事業所等のニーズに応えるべく、専門医師の監修のもとで開発された新しいクラウドサービスだ。
システムには高齢者の薬剤チェック機能を搭載。チェック基準は「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015」「厚生労働省 高齢者の医薬品適正使用の指針(療養環境別)2019年6月」とし、重複投薬・ポリファーマシー・残薬から定期処方・長期処方時の適正判断などを行う。
操作は簡単で誰でもスムーズに利用でき、クラウド型システムのため、導入に手間がかからない。
また、導入した介護施設等は、これまで多くの時間を要していた利用者の服薬状況管理の時間短縮につなげることができるようになる。
なお、価格は初期導入費50万円ならびに月額サービス利用料金が1万4,500円~。
ポリファーマシー対策は不可欠
高齢者は比較的多くの薬が処方される傾向にあり、ポリファーマシーが懸念されている。
「楽くすり」は、処方薬剤を見直し適正化を図るシステム。同社は高齢者の安心や安全、薬剤コストの低減などを実現するものとして期待を寄せている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社コア プレスリリース
https://www.core.co.jp/